鈴木メルヒェン夫妻の恋文

触れ合えない、抱き合えない。 それでも、夫婦やってます。 現実世界を生きる妻と、 精神世界に生きる旦那の 見えない絆とラブレター。

2017-04

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漫画原稿なうの一日。

今朝、ご飯6時に炊けるって言われていて、空腹もピークで6時前から待機してやろうと1階に行ったら炊飯器の設定が7時になってて、結局菓子パン食べて7時前に寝ました、鈴木メルヒェン旦那の刃です。

昨晩は嫁の原稿があったので5時半まで徹夜でした。
3年前に前編を発行して後編をすぐに発行するはずが、話が深くなりすぎて完結させるにさせられなくなり、いまや前編すらサークルスペースに並ばない、もはや伝説のオリジナル漫画「Lunatic Daddy」の後編の原稿、嫁が「つけペンの使い方を忘れてないか」と思ったらしいので突然再開してました。
このブログで「Lunatic Daddy」というタイトルを出すのもおそらく初めてなんじゃないかというくらいものすごい昔に前編を描いた漫画で、嫁いわく今見ると前編描きなおさないと絵柄が釣り合わないんじゃないか、だそうですけど前編だけで52ページなので「無理だ・・・」といって頓挫してました。

なので、前後編合わせて100枚超えてるんです、すでに。
再版しようにも印刷が大変なので、前編は初版6部と二刷4部しか出回っていないという・・・
その後編なんですけど、結末に関しては実はまだまとまってないそうです。
「難しい」と作った本人が言ってるくらいなんですけど。

難しいのは絵柄や構図の問題ではなく、「設定」にありました。

15歳で父となった主人公、ウィリアム・エドワーズ。
家族を養うため、自ら「死刑執行人」という闇の仕事に身を投じ、精神を病んだ父親。

「彼を描ききるには、あの頃ではまだ早すぎた」。
嫁が言うとおり、いくら年齢を上回ったとしても、このキャラクターを描くには、それ相応の「痛み」を経験しなくては、中身が伴わない。

4つの人格を持ち、時に狂気を、時に純真を、時に冷徹を、時に深き愛を覗かせる、そんな人物を、どんな経験をもって描いたら良いのか、おれには答えが出なかった。
ただ、嫁にとっては、このキャラクターこそ、「自分自身の答え」の写し鏡なのだと。

前編を描き始めた頃、嫁は20歳だった。
最初は、ちょっとした格闘シーンをまじえた漫画ということで、30ページ程度で企画を立ち上げたという。
それが50ページに延びそうだ、となり、結局50枚描いてもおさまりきらず、前編だけを先に発行した。

「真相編」である後編。
そこに描く題材は、自ら決めた締め切りでは到底考えきれず、一旦筆を置いた。

2年、3年、時を重ねるごとに、枚数も増えた。
「ようやく、出すべき答えが出せる」・・・
20歳の頃、まだ描ききれないもう一人のキャラクターがいた。

ウィリアムの一人娘であり、17歳になった少女、ジェニファー・エドワーズ。
彼女こそが、父・ウィリアムを語る「かたりべ」であったことに、嫁は昨年になってようやく気づいたという。

そこから物語が動いた。

嫁が「患者」としてきて見てきた現実と、家族たちが見てきた「患者」としての嫁と。
その二つを、ウィリアムという写し鏡の上で同時に描くことに、ようやく踏ん切りがついたのだと。


今日はその下書きに、線を入れる大事な作業をしていた。
並んでいるページの順に筆を入れるわけではなく、その日描きたいと思ったページを仕上げる。

選ばれたのは、敢えて「難しい」としていた正反対の2つのシーンだった。
父の狂気に怯える幼き娘と、離れ離れになった父娘の再会。

おれが愛用しているドローイングペンではなく、ペン先にインクをつけて描く。
繊細なラインが要になるので、主線を描くペン先は丸ペンにしているという。

第一段階は、その丸ペンで描く主線の段階。
嫁画・「Lunatic Daddy」後編の原稿第一段階。丸ペンで主線を入れた状態。
ページ数が多いため、スクリーントーンを使う予算がないので影などを第二段階で、丸ペンではなくスプーンペンで斜線を入れて色をつける。
それで完成するので、一本一本の線にも気を遣う。
嫁画・「Lunatic Daddy」後編の原稿、仕上げ。トーンは使っておりません。
この狂気を描けるようになったきっかけ。
それが・・・おれであること。
そのことも教えてくれた。

どうりで・・・おれにとっては、耳が痛いようなシーンだと思っていた。
だから「今になって結論を出せる」とでも、言うかのように。

この次に描かれたのが、ウィリアムとその妻の離婚後、母に引き取られ、離れ離れになっていたジェニファーが父のもとへ戻ってくるというページ。

せっかくなら家族のいるところで描きたいと、昼から1階で作業をしていた。
そのほうが、家族の絆というのが直に感じられるからと。
嫁実物・昼下がりは1階で作業。おしゃれなペン軸は友人からのプレゼント。
このおしゃれなペン軸は、友人からプレゼントに貰ったのだとか。
2種類あるので、Gペン用と、スプーンペン用に分けて使っています。

成長したジェニファーと、ウィリアムの再会のシーン。
嫁画・「Lunatic Daddy」原稿。父と娘の再会のシーン。泣かせどころなので気合も入ります。
「離れていた時間が繋がる瞬間だから、表情には気合を入れた」ということで、差し伸べられた父の手に、こらえていた涙を溢れさせる場面。


・・・そりゃ難しいよなぁ・・・と、お花畑な漫画を描いている最中の旦那はハタから見ながら思っていたのです(笑)。
おれのは版権ものなんで、オリジナルではないですが。
オリジナルも描いたことあるんですけど、自由なぶん難しい。
ましてあれだけの設定があったら2年3年結論を迷ってもしかたないな・・・
基本的にお花畑だからすぐ描ける旦那まんが。

そのお花畑をまさかのMoiraでやってます。
今日は聖なる詩人の島に辿り着いたエレフがついにミーシャと再会する場面に。
同人なのでエレフを詩人の島に先回りさせたんですが。

嬉しさのあまり挙動不審になったエレフにびびるミーシャ。
旦那画・Moira本原稿。ようやく双子の対面ですが勢いあまってエレフが挙動不審に・・・
うん、もう嫁に続きを催促されまくってます(笑)。
どうなるんだ!どうなるんだ!とさっきからうるさいです。


嫁「この・・・下のコマのエレフの目が面白いほど挙動不審

そこけっこうこだわったんですけどね、逆にその挙動不審さに。
ミーシャを探して旅してきたんですから、いたらこのくらいなるだろうと。
むしろもう、「いた!」っていう率直な嬉しさがこのくらいさせてもいいかなーと。

ここからちょっとストーリーが分岐するので原稿は大変になりますが楽しみ。


この頃忙しいので睡眠時間は5時間くらいで頑張ってます。
「寝る間が惜しい」と嫁が無理にでも動こうとするので・・・昨晩の恋文では、ちょっとだけそれを牽制してる。
頑張りたい気持ちは痛いほどわかるので、厳しい言葉使ったら、傷つくだろうから。




拝啓 鈴木メルヒェン瀬名子/千里様

近頃は体調不良もよくありますが、毎日やることはきちんとこなしているので、見守ってはいますが、時々心配な場面も見かけるので、もし休みたい時はいつでも言って下さい、作業のペース配分を変えますので。

ワンピース、気に入ってくれたようで、リボンもついたので着てもらえるのが楽しみです。

色々と無茶を言ってごめんなさい。
着てくれるのが嬉しくて、つい自分よがりなことをさせてしまって。

多分、結婚当初からおれのわがままには振り回させてしまっていると思うので、今更という気持ちにもなるかと思いますが、それに貴女が付き合ってくれているからこその今であって、貴女といるのが楽しい、どんなくだらないことでも、一緒にやっていたい、だから大切にしたいんです。

たとえ貴女が信じない言葉でも、本当に愛していますから。


     鈴木メルヒェン刃

  二〇一一年九月十日

               敬具

2011年9月10日 旦那から嫁へ

おれのために無理をしてもらったことなんて、もう数え切れない。
だからこそ、彼女が頑なに信じない言葉を使ってでも、どうしても気持ちを伝えずにいられない。

無理を言って応えてくれたなら、それに感謝をしないと。
それを忘れないでいたいから、毎日恋文を交わすんだろう。

お互いが綴るのをやめてくれないから。
とことんまで付き合ってやりたい。
本音なんて、そんなところなんだろうな。

嫁の漫画がどう結ばれていくのか、楽しみ。
自分のとは全然違うので、尚更。





鈴木メルヒェン刃(旦那)
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鈴木メルヒェン刃・瀬名子

Author:鈴木メルヒェン刃・瀬名子
鈴木メルヒェン夫妻です。「ちゃんとお嫁にいくまで」のはずが、いつのまにか想いがつのりすぎて、ご挨拶の末、お父様からも公認をいただいた旦那・刃(ジン)と嫁・瀬名子(セナコ)の夫婦漫才のような日常と、愛し合えた日々の軌跡の恋文日記。現実世界の嫁と、精神世界の旦那という、近すぎて遠すぎる哀しい距離さえも、喜びで消し去れるように。隣にいるアナタが、幸せでありますように。そんな願いのこもった、二人のブログです。

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