鈴木メルヒェン夫妻の恋文

触れ合えない、抱き合えない。 それでも、夫婦やってます。 現実世界を生きる妻と、 精神世界に生きる旦那の 見えない絆とラブレター。

2017-06

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スランプ真っ只中に、旦那のむかし語り。

えー、嫁が派手に体調不良をやらかしまして、おまけにおれも手芸も絵もスランプに陥ってしまって、何にもできない一日になってしまいました、鈴木メルヒェン旦那の刃です。

嫁が昨晩どうしても眠れず飲んだ薬が合わなかったらしく、副作用で手芸をしようにも手にしびれがきていて針が持てず、ペンもうまく動かずで。そんな状況で何ができるでもなく、立ちくらみはするしで、両親に「安静にしてろ」と部屋に食事を運んでもらう始末でした。



昨日の日記で嫁が恋愛について軽く触れていたのですが、詳しく聞きたいというご意見をいただいたりもして、何となく思い出したりして、でも「おれの話だからつまんないかもな」と思ったので、嫁のことは嫁に話させますので、今日はほんのちょっとおれの過去を振り返ったりもしました。


17のときに、好きな女の子がいました。
明るくて、とにかく笑顔が可愛かった。
どのみち結ばれない恋とわかっていても、告白をしたし、受け入れてもらえた。

それはそれで嬉しかった。

けれど叶わないことはもう一つあった。

彼女の「一番」にはなれない。
友達はたくさんいたから、いつも自分と話せるわけではなかった。
たぶんおれより大切な友達のほうが多かっただろう。

高校を卒業すると同時に、彼女は遠くの大学へ進学した。
それ以来、もう会うこともなくなった。

だからといって、彼女の可能性まで奪って自分のもとに置いておこうとは思わなかった。
今までありがとうと、卒業の日に別れを告げた。

卒業後、一度連絡をとった。
けれどそこにあったのは、「友人だった嫁」への言葉だった。

もう、忘れたんだろうな。
そう思って、あの頃のおれは一度姿をくらました。


そこから数年経った去年。
今の嫁にあたる千里(鈴木メルヒェン瀬名子)が、恋愛で岐路に立たされていた。
彼氏との連絡があまりとれず、5ヶ月近く会ってもくれないと泣いていた。
渡せない誕生日プレゼントを、押入れにしまいこんだまま。

あの頃の自分。
もう会えないかもしれないと知ったとき。
おれはそのまま諦めてしまった。

せめてもう一度会えばよかった?
別れを告げるのはメールではなく自分の声ですべきだった?


いてもたってもいられなかった。

千里がその時の彼氏としていた「約束」を破った。

内部での争いは覚悟の上だった。
どうにか別れさせないようにと思っていた
健次とは随分言い争った。

結局、千里はその後何度か彼氏と会ったあと、別れを切り出した。
「別れた」というより、「自然消滅」のようなものだった。

しばらく落ち込んでいたので、支えてやっていた。
もとはといえば自分が撒いた種だったわけで。

かといって贖罪の気持ちで彼女に寄り添っていたわけではなかった。
一緒にいるのが、楽しかった。

千里が心に空いた穴を埋めようと、行為だけの関係に走ろうとした時、真っ最中に止めに入ったこともあった。
男相手なら対等に渡り合える自信があった。
そんなつまらない関係に走って欲しくなかったから。

おれを嫌って去っていった男を見送った後、「お人好しも大概にしろ」と、千里に言い聞かせた。
厳しかったかな?とも思った。
けれど千里はそんなおれに「面白い奴だね」と言った。


あれからそろそろ1年くらい経とうとしている。

まさか夫婦だなんて。
自分でも驚いているし、そんなポジションを簡単に明け渡す女でもないと思っていた。


昨日、嫁に「男に懲りたのか」と訊いた。
嫁はすぐにおれにこう切り返した。


「お前は女に懲りたのか」

懲りはしないが、男と女では恋を忘れる速度が違うらしい。
もう引きずるのはやめたいけれど、今日は何もできないのもあって、昔のことが頭をよぎり続けた。

恋愛遍歴に関しては嫁のほうが数段上だ。
一回の失恋をここまで引きずっているおれが惨めに見える。
また機会があったら、嫁にも何か話させるつもりです。


今日は何も出来なかったに等しい。
一応、紙と鉛筆は用意したけれど、何も書けないまま、白いまま。
スランプ真っ最中につき、画用紙はいつまで経っても白いまま。
どうも毎年この時期はダメなのだと、嫁が言った。
特にお盆の頃は、と。つまり今ということ。

お盆休みでもとるか、とそのままベッドで休んだ。
眠れはしなかった。あの頃の恋がよぎって。

でももう忘れてやろうよ、と自分に言い聞かせた。
あの子はもうきっと、素敵な恋に出会ってるだろう。
もう忘れてやろうよと。

恋に懲りたわけじゃなく、女に懲りたわけでもない。
でも今は、守りたい存在がここにいる。
それだけで、よかったんだろうと思った。


ああ、なんか男の未練ってみっともないなぁ(苦笑)。
そんな若かりし頃もありました。懐かしいけど思い出してる間、胃が痛かった・・・
忘れきれてないのかよ!とも思ったけれど。

おれより嫁のほうが壮絶な恋愛をしてきたのにね。
これだから男は。みっともない。


昨晩の恋文はおれから。
恋文を綴る相手も、もう嫁さんだけだと思います。
字が下手だから本当は手紙書くの得意じゃないから(笑)。




拝啓 鈴木メルヒェン瀬名子/千里様

昨日はおれが止められたからよかったものの、下手をすればケガをしていたかもしれません。
何も話してくれなかったので、どうしてなのかも分からないままですが、大きなケガをしなかっただけ本当によかったです。

家族というか、身内が仲良くいてくれると、おれも安心しますし、猫が亡くなって落ち込んでいた映理子も、近頃元気になってくれて、少しずつ今まで通りに戻っていこうとしていますよね。

貴女も元気になってくれたらいいのですが、今日もあまり調子が良くないということで、しばらくゆっくり休んでみてはどうですか?
イベントまで根を詰めすぎたのだと思います。
考えられないような無理も多くしていましたから。

貴女の悪い癖ですが、時々は休息も大切にしないと、復帰に時間がかかってしまいますよ。



    鈴木メルヒェン刃

  二〇一一年八月十一日

               敬具

2011年8月11日 旦那から嫁へ

あんまり無理に思い出すとトラウマになってるものがある嫁ですが、ある程度はもう振り返ってもなんともない、と言ってました。
割り切れるんだな、女性は・・・。とか思うわけですよ、おれなんかは(苦笑)。

「そのぶん女の友情は儚い」と嫁が言ってましたが、友情に関しては男が勝ってるはず。
でも未練タラタラだった自分が少し恥ずかしい一日でした。



夜にロールケーキ食べました。
クリームたっぷりロールケーキを、嫁お気に入りのフォークで。
甘党なので・・・でもなんか今日は切ない味がした(どんな味だ)。






鈴木メルヒェン刃(旦那)
スポンサーサイト

テーマ:ひとりごと。 - ジャンル:日記

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://senako0402gin.blog137.fc2.com/tb.php/345-1dd3e6e4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

| HOME |

FC2Ad

まとめ

プロフィール

鈴木メルヒェン刃・瀬名子

Author:鈴木メルヒェン刃・瀬名子
鈴木メルヒェン夫妻です。「ちゃんとお嫁にいくまで」のはずが、いつのまにか想いがつのりすぎて、ご挨拶の末、お父様からも公認をいただいた旦那・刃(ジン)と嫁・瀬名子(セナコ)の夫婦漫才のような日常と、愛し合えた日々の軌跡の恋文日記。現実世界の嫁と、精神世界の旦那という、近すぎて遠すぎる哀しい距離さえも、喜びで消し去れるように。隣にいるアナタが、幸せでありますように。そんな願いのこもった、二人のブログです。

ブログ村に参加しました

気に入っていただけたら、おひとつ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ ハンドメイドヘアアクセサリーへ
にほんブログ村

FC2カウンター

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
はじめにお読み下さい。 (2)
旦那(刃)より。 (155)
嫁(瀬名子)より。 (155)
友人より。 (12)
旦那(刃)の視点。 (11)
嫁(瀬名子)の視点。 (11)
旦那(刃)の童話。 (9)
夫妻のおしゃべり。 (4)
お父様について。 (1)
バトンをやってみる (9)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。