鈴木メルヒェン夫妻の恋文

触れ合えない、抱き合えない。 それでも、夫婦やってます。 現実世界を生きる妻と、 精神世界に生きる旦那の 見えない絆とラブレター。

2017-08

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嫁とギターと第一発見者

今朝方あれだけイモト眉毛でフィーバーした嫁ですが、あのあともとどまることを知らず、眠りもせず作業続行したあげく、今までおれの前で弾いたこともなかったギターを取り出して、今日の今日まで弾き語りなんてしたこともなかったタイタニックのテーマの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を初見で弾きだして歌いだした驚くべき生態を持ってました、それにただただ驚かされるばかりのメルヒェン刃です。

タイタニックのサントラをしばらく前に歌目当てで中古で購入して、でもすっかり忘れて聴いてなくて、今日思い出したようにおれが引っ張り出してきて「この曲うたってくれたらうれしいな・・・」ってちょっとこぼしただけだったんですけど、歌詞見ながらメロディを追い始めて、ずっと1曲リピートしてたら30分たたないうちにメロディの流れが完璧に頭に入ったらしく、すぐに弾き語りを始めた嫁。
ギター弾けるとか全然聞いてなかった、もう買ってきてそのまま放置してるもんだと、あれは飾りのギターなんだとばかり思ってた。それがこのギターなんですけど。
嫁さんのギター。
一応名前がついていて、千里いわく「この子は女の子なんだ」とかなんとかで。
青いギターなんですけど、「セドナ」という名前を高校時代につけたと今日聞きました。
ずっと弦も張り替えてないし、チューナーはなくすしで耳で音を拾って自分の音でチューニングをしてるらしい。
聞くところによると、昔通っていたピアノ教室の先生に、「絶対音感がある」と言われていたが、つい最近まで千里は「絶対音感」という単語が存在することを知らず、「絶対”音感がある”」だと思っていて、「たいしたことではないらしい」と思い込んでいたが、テレビで「絶対音感」というものの存在を知るなり、その時の言葉の意味がわかったといい、それがそんなに誰にでもあるものではないことも本当につい最近知ったという。
もともとピアノ曲でも覚えるのはわりと速かったらしく、気に入った曲は一週間練習をすればほぼ弾きこなしたが、気に入らない曲はあまり気が進まず練習をしなかった気まぐれな子供だったと。
昔は歌があまり好きではなく、ピアノ教室のソルフェージュという歌の教本は毎回「家に忘れてきた」と嘘をつき、練習を免れていたほどだったらしい。
今はとてもそうとは思えないくらい、毎日毎日歌いどおしだけれど。

そんな千里がいきなりおれのリクエストに応えて「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を歌いだした。
ギター伴奏こそ間違いばかりで、弦もちょっと鈍い音がしていた。
けれど歌声はオリジナルからすこし離れてすっかり自分のものになっていた。
独自の解釈で、敢えて発音を少し濁らせたり、音をわざと震わすなどアレンジしていた。

千里の歌声というのは、とにかく静と動が激しく入り混じる。
この1曲にしても、やわらかい音から入り、サビは燃えるように声を張り上げる。
まだ完璧には歌いこなせず、何度か歌う中で裏声にうまく入り損ねたことが2度ほどあり、その度に彼女は少し前の小節から弾きなおして歌った。

声、というのは本当に、感情の鏡だから。
英語詞の意味をあまり知らない千里からでも、それは伝わるほどに。
包み込まれるような、強く深い歌声に。
時に今にも消えそうに、震えるような歌声に。
入り混じる、静と動の狭間に。
酔いしれた夕暮時。



それで、昨日彼女に渡した手紙なのだけれど。


拝啓 鈴木メルヒェン瀬名子/千里様

ここ最近ずっと、おれのわがままにつき合わせてしまっていて、ごめん。
でも一緒にやってくれること、感謝しています。
本当にありがとう。

疲れているだろうと思って、今日一日思い切って休んでみました。
目の下真っ黒にして欲しくないので、忙しい中でも適度に休んでください。
そのほうがきっと、貴女もおれも良い作品ができると思うので。
まだしばらく忙しいけど、頑張りましょう。

貴女の作品も楽しみですが、自分で世界を創るというのもとても楽しい作業です。
おれも貴女のように責任を持って作品と向き合いたいです。

金魚柄のシュシュを気に入ってつけてくれることが本当に嬉しいです。
自分の作ったものを誰かが大事にしてくれること、作り手冥利に尽きると思いました。

洗顔したての肌がとても柔らかくて、女の子らしい貴女に触れることができて、とても幸せな気分になれました。
もっと貴女のことを、大切に守りたいと。

昨晩は辛いことを思い出させてしまって申し訳なかったと思います。
でも、貴女の鼓動と体温を感じられること、それが、自分が生きている今を感じられることなのです。
だから一緒にいたい、貴女が好きだから。


    鈴木メルヒェン刃

  二〇一〇年十一月十六日
                  敬具


2010年11月16日 旦那から嫁へ

完全に余談だけれど、今月もおれが・・・生理の第一発見者になりました・・・
これで連続5ヶ月目なんですけど。なぜおれの時ばかり・・・!
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鈴木メルヒェン刃・瀬名子

Author:鈴木メルヒェン刃・瀬名子
鈴木メルヒェン夫妻です。「ちゃんとお嫁にいくまで」のはずが、いつのまにか想いがつのりすぎて、ご挨拶の末、お父様からも公認をいただいた旦那・刃(ジン)と嫁・瀬名子(セナコ)の夫婦漫才のような日常と、愛し合えた日々の軌跡の恋文日記。現実世界の嫁と、精神世界の旦那という、近すぎて遠すぎる哀しい距離さえも、喜びで消し去れるように。隣にいるアナタが、幸せでありますように。そんな願いのこもった、二人のブログです。

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